久しぶりに「90sオルタナ(良い意味でそれ以上でも以下でもない)」な新人バンドを聴いた:Cheatahs
おそらくUKでは今年注目の新人ということで、そっち方面のリスナーの認知は十分に得られているであろうバンド:Cheatahs。
Male BondingとWeired Dreamsのバンドメンバーから構成される、という意味ではUK方面に限らずインディーロックリスナーなら大抵は既に注目していたりもするのでしょうか。
2月にようやくWichitaからデビューアルバムをリリースするらしく、最近ちらほら名前を目にする機会が増えてきたのでどんなものか聴いてみた。
なんというか、90年代の香りがものすごい。
清々しいまでに90sのグランジーなシューゲイズ、それを真っ向から鳴らしたバンド。
この曲もまさにそう。
こちらは、あぁグランジってこんな感じだったなぁ、という深い感傷に包まれること必至。
思えば、YUCKのデビュー以降、「オルタナが来るぞ」という潮流をじわじわ感じながらも結局は引いてしまったのでありますが(エモへと流れた)、こういうバンドがまた出てくると完全に引いたわけでは無かったんだなぁと感じるわけで、そこら辺を踏まえた上で2014年のシーンを眺めていくのもいいのかと思います。